文と写真:藤田りか子
今は昔、カーリーコーテッド・レトリーバーのラッコが青年の頃、その性欲の強さに筆者はほとほと手を焼いたものだ。
オス犬と特に女性飼い主との間で、犬の性にまつわる困った問題が浮上することがよくある。いや、問題と感じるのは人であり犬にとっては正常な行動だ。だが時にケースがちょっとプライベートすぎて恥ずかしい、と他人に相談できない人もいるだろう。SNSに書いてシェアすることすら憚れる。だから巷であまり聞くことがないが、実際にはウチの子に限らずよくある悩みだと思うのだ。だからここで敢えてオス犬の困ったエロ行動について皆さんと共有したい。筆者は中年のおばちゃんだから、恥じらいというものがないしね。
ラッコの同胎兄弟はすべてオスだった