犬曰く読者にみる人気犬のタイプ

文:藤田りか子

[Photo by pt64 Images]

犬曰くの読者の皆さんがどんな愛犬と暮らしているのか、我々情報の送り手として実はとても興味があります。愛犬のサイズは?タイプは?小型犬、それとも超大型犬?どんな犬種?あるいはどんなミックス犬?犬曰くの記事がより皆さんの興味にマッチし、愛犬ライフに役立つよう、アンケートをさせていただきました。協力してくれた皆さん、大変感謝をしています。

というわけで、そのアンケート結果をこちらにお知らせいたします。

愛犬はミックス?あるいは犬種?

50,000のサンプル数を誇る日本ペットフード協会の統計との比較で犬曰く読者のアンケート結果を発表してみました。すると…

犬曰くでは純血犬種の割合が77%、ミックスが23%。日本ペットフード協会の調べ(2018)では、それぞれ83%と17%。

犬曰くのアンケートのサンプル数はたかだか160頭ほどなのですが、純血犬種とミックスの割合はほぼほぼ同じといってもいいでしょう。犬を飼っている人の80%が純血種、20%がミックス。もしかして犬曰くのサンプル数がもっと大きかったら、さらに日本ペットフード協会の統計の数字に近くなっていたかもしれません。

犬曰く読者の犬種ベスト10

さて今度は、純血犬種を飼う人でも、犬種の人気度をみてみます。日本ペットフード協会と、さらにジャパンケネルクラブの統計(2018年犬種別犬籍登録頭数)で比較してみました。

日本ペットフード協会とケネルクラブのベスト10犬種は、必ずしもランキングが同じではないものの、ほぼ同じ犬種が10位内に網羅されています。しかし犬曰くの読者アンケートでの統計とで比べると、明らかに違いがあることがわかりました。日本ペットフード協会の調べでは柴犬とビーグルをのぞいて、ジャパンケネルクラブの統計では、柴のみを除いて全てが小型犬種。まさにこれは日本の状況を反映していると思うのですが、犬曰くではさもあらず。大型犬のゴールデン・レトリーバー がトップを切っています。2位は実はボーダー・コリーとトイプードルが順位をシェアしています。日本ペットフード協会の調べでは、ゴールデン・レトリーバー は14位、ジャパンケネルクラブでは13位。ボーダー・コリーはそれぞれ26位と21位。つまり犬種の人気度に関しては、犬曰く読者は必ずしも日本の平均を代表しているわけではなさそうです。

どんなタイプのミックス犬?

ミックス犬はゴールデンレトリーバーの倍の頭数がいて、これを犬種と同様に1つのカテゴリーとみなせば、犬曰く読者の間ではもっともポピュラーの犬タイプともいえます。どんなミックス犬なのか、聞いてみたところほぼ半数がどの純血犬種がミックスとしてはいっているのか解答をくれています。しかしミックスに貢献している犬種はとくにきまっているわけではなく、バラエティに富んでいました。ヨーキーとシュナウザーのミックスであったり、シーズーとマルチーズのミックスであったり。そして純血犬種がはいっていないミックスの場合、70%が立ち耳の犬のようで、おそらく和犬ミックスではないか、と推論できそうです。私が子供の頃であった40年ぐらい前に比べると、和犬ミックスを飼う人というのは減っているなぁという印象です。

サイズで調べると?

日本ペットフード協会の統計では小型犬種が半分を占めていました。一方犬曰くの読者の愛犬たちは以下の円グラフをみてもわかるように、なんと小型犬の割合は30%、非小型犬のほうが過半数を占めています。

比較的サイズの大きな犬が多いということは、もしかしてドッグスポーツなどを励んでいる人が読者の中に多いのかもしれません。というわけでアンケートに寄せられた純血犬種たちを、歴史的使役別にわけてみました。使役のカテゴリーはFCIの区分を基にしています。すると…

案の定、牧羊犬種(FCIではグループ1)の犬たちが多かったのですね。牧羊犬種というのは、ボーダー・コリーやシェパードなど。多くのトレーニング性能のよい犬種が集まっているグループで、20%を占めました。愛玩犬種(グループ9)とほぼ同じ割合(19%)でした。そして犬曰くアンケートで人気犬種1位に輝いたゴールデン・レトリーバーの属するグループ8、レトリーバーやスパニエルタイプのガンドッグも18%を占めていました。このグループでもいずれの犬種ドッグスポーツの分野で多く活躍しています。

そして犬曰くの読者の皆さんであれば、多くの方が実はサイズや犬種に関係なくなにかしらのしつけ、トレーニング、ドッグスポーツに励んでいるのではないかと想像をしています。

今回は皆さんの愛犬のタイプを知ることができたとても貴重な機会となりました。今後も皆さんとインターラクティブにこのウェブサイトを展開してゆきたいと思っています。この次はこういうアンケートをやって欲しい!という方はぜひ、Facebookのメッセンジャーやメールにてご提案をいただければと思います。

【参考文献】

https://petfood.or.jp/data/chart2018/3.pdf