日本の犬文化「管理されていない犬ほど不自由になる」を考える

文:北條美紀


[Photo by Lim SY]

藤田りか子さんの「犬の幸せってどこにある?」は、「日本の犬文化」が抱える構造的な歪みについて鋭く切り込んだものだった。カフェで飼い主の膝の間に固定され犬らしく行動する機会を奪われる犬たち、特別仕様の「犬に優しい(本当は人に優しい)」空間に閉じ込められ自然な刺激から隔絶される犬たち、そして、「管理はかわいそう」という言葉で行動の選択肢を選べないる犬たち…。「日本という国は犬事情に限らずどんどんいびつな方向へ進んでいる。島国は、やはり独自の進化を遂げるのだ」と藤田さんに言わしめてしまったものは何なのか。心理臨床と比較文化心理学的な観点からこの記事を読むと、「管理」についての誤解と、その背景にある「関係性の維持が最優先」な高コンテクスト文化といった、日本文化の本質が

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