家庭犬にも最適!パピーのガンドッグ・トレーニング、ヒールワークの「いろは」

文と写真と動画:藤田りか子

4年前「アシカの十羽ひと唐揚げ!」というブログを始めた。カモを十羽回収して全部いっきに唐揚げにして食べることができたら嬉しいな、というアシカの願いを叶えるべく、ガンドッグになるまでの道のりを記そうと思ったからだ。3年後の2020年に彼女は無事そのミッションを遂げた。10羽どころか20羽は回収した。そこでこのブログシリーズは終えるべきだったのかもしれないが、今やアシカの子供、ミミチャンがいる。そこで今度はミミチャンのガンドッグブログも含めてこのコーナーに記すことにした。

https://inuiwaku.net/?p=32065

独立心の強いタイプの子犬とどう付き合うか

アシカのような犬が欲しいと願ったがゆえに彼女に子犬を出産してもらったものの、ミミチャンはアシカとは全くタイプの違う犬であることが9週齢ぐらいにしてはっきりとわかった。アシカにとって人のそばにいる、というのはほぼデフォルトだった。子犬の頃はトリーツをつかい散歩中に教えるだけで、それで十分立派なヒールワークとして形になった。ほぼ自動的に横にぴたりとついて歩くので、トリーツをそれほど与える必要もなかった。だが、ミミチャンは違う。彼女はあちこちに気が散り、歩いている途中でさまざまな冒険をしようとする。これは将来手こずるだろうな〜とすでにこれからの苦労が想像できた。

子犬の頃から「枠組み」を作って

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