センチメンタルと保護犬

文と写真:五十嵐廣幸

ユーカリの木が生い茂る川で遊ぶ犬たち。

はじめまして!犬曰くゲストライターの五十嵐廣幸です。カンガルー、コアラ、ウォンバット、そしてカモノハシがいるオーストラリア・メルボルンに暮らして12年となります。今回は、昨今日本のメディアでよくみかける「ある風潮」について思いを巡らしてみました。

保護犬の飼い主になることを、「運命的な出会い」「その犬の過去」「人間がした酷いこと」「第二の犬生」などとして多くのメディアが発信しています。それらを伝えるのは大事ではあります。が、一部の記事では保護犬たちに対して「付加価値的な情報」をつけ、お涙頂戴や里親になる人は

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