
犬の声を聞いて犬を知る
犬曰く THE VOICE OF THE DOGS
新着記事
- 文:尾形聡子 犬の不妊化手術は日本では一般的に行われている外科的な処置です。手術に伴うメリットとして、生殖器系の病気のリスクを減らす、行…【続きを読む】
愛犬の「セカセカ」行動にブレーキを入れる
文:藤田りか子 犬がおもちゃをあれこれとかじったり、走り回ったり…。かと思えば次の瞬間にはワンワンと吠えまくったり…! 「やんちゃで…【続きを読む】愛犬へ健全なケアを提供するために 愛着とケアギビングをしっかり理解しよう! その1:愛着システムの全体像
文:北條美紀 先日、「Do You Suffer From Pet-Related Separation Anxiety?(ペットとの分…【続きを読む】犬は本当に嫉妬する?
文:尾形聡子 これは嫉妬?間違いやすいのが羨望。 犬は嫉妬するのか否か?と聞かれたら、皆さんどのように返事をしますか? きっと多く…【続きを読む】ノーズワークスポーツクラブ主催、愛犬のビビりをノーズワークで克服しよう・セミナー!
ノーズワークスポーツクラブが主催する「ビビりを克服するためのノーズワーク」セミナーにオンラインで参加してみませんか?ノーズワークはスポーツとして楽しいのは…【続きを読む】お宅の愛犬事情:マウンティング考察、その腰を振る運動をやめてくださいな
文と写真:藤田りか子 飼い主が遊びを誘うと、さっそく犬たちがぞろぞろやってきた。皆が集まるから余計に興奮する。ある犬は群がりの後ろの方で一匹を捕まえ、マ…【続きを読む】
犬曰くについて
このウェブサイトは犬を代弁すべく
「犬曰く」
なのです。そこには「可愛い」という人目線での見方だけではなく、犬という動物の本質について犬的にそして客観的に知っていただきたい、という思いが込められています。
なぜ、本質を知るべきなのか。一つには、その知識があれば犬とより良い共存が可能となるということ。これは犬の愛護や保護、ウェルフェアに強く関わってくる部分でもあります。もしかして犬は美味しい手作り料理をもらうだけでは「犬生」物足りないと思っているかもしれません。でも本質を知れば、物質面だけではなく犬のメンタル面での世界も私たちの見方として広がっていきます。メンタル面のウェルフェアというのは私たち、意外に見落としているものなのです。これは犬の世界に限らず人をケアする時にも言えることですけれど。
このウェブサイトのもう一つの意図は、犬という動物そのものへの興味を強く抱く、知的好奇心旺盛なあらゆる人たちにとって、その知識欲を満たせる情報を提供することです。運営している私たちは、実は生物学畑でそれなりの動物の科学的見方というものも磨いてきたツワモノです!人と進化して来た「犬」の生態学的ニッチという見方をもっと広めてゆきたいと思っているのです!!もちろんセオリーだけではなく、生身の犬との付き合い方も多く展開してゆきます。
犬が人の大脳を借りてもし何か言うとしたら、きっとこれだけのことを言うだろうな…。それをこのサイトで綴ってゆく。そういうわけでこのウェブサイト「犬曰く」。
犬曰く運営者
藤田りか子(ふじた りかこ)
ライター歴25年、スウェーデン、ヴェルムランド県にて、カーリー・コーテッド・レトリーバーのラッコ、ラブラドール・レトリーバーのアシカ、その娘のミミチャンと暮らす。オレゴン州立大学を経てスウェーデン農業科学大学の野生動物管理学卒業(修⼠課程)。
得意分野は犬と自然。⽇本⼈ドッグライターの草分け的存在。豊富な知識と経験に基づいた力強い文章には定評があり、フォトグラファーとしても世界各国の犬たちの生き生きとした姿をカメラに収めてきている。犬のトレーニングおよび犬種学のセミナー講師もつとめる。代表著書に『増補改訂 最新 世界の犬種大図鑑』(誠文堂新光社)。北欧のドッグトレーナーとの共著多数。
ガンドッグのフィールド・トライアルやノーズワークなどのドッグスポーツのトレーニング、競技会に参加するのが趣味。ビールの飲み比べも夜飯前。
尾形聡子(おがた さとこ)
ライター歴15年、東京は古い街並みの残る下町に暮らす。慶應大学法学部法律学科卒業後、数年間映画会社での勤務を経て、東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了(修⼠課程)。
得意分野はサイエンス。犬の世界的な科学研究最前線を追い続け、難しいと思われがちなサイエンスを一般の人々にも分かりやすい言葉で伝え続けている。代表著書に『よくわかる犬の遺伝学』。
今は亡きスパニッシュ・ウォーター・ドッグのタロウとハナとの思い出を胸に、またいつかスパニッシュ・ウォーター・ドッグと暮らすことを夢みている。犬以外に好きなことは、料理とお酒と音楽(聴くのも、演奏するのも)。