犬研究最前線

致死性の遺伝病、神経セロイドリポフスチン症の日本のチワワにおける現状

文:尾形聡子 長年にわたり日本で人気犬種のチワワ。JKCの登録頭数を見ると、ここ数年の登録頭数の多さはプードルに次いで2番目、毎年5万頭ほどのチワ…【続きを読む】

犬の日常生活を豊かにするために〜環境エンリッチメントの重要性を知っておきましょう

文:尾形聡子 「暇であること」 現代社会をせわしなく生きる人にとっては、ご褒美の時間かもしれません。しかしそれは普段の忙しさあってのご褒美であり…【続きを読む】

犬の咬傷事故を未然に防ぐにはどうしたらいい?〜そのために知っておくべき大切なこと

文:尾形聡子 「逃走したドーベルマン、実は盗まれていた」というニュースを、GWあたりに多くの方が見聞きしたと思います。このような犬の逃走ニュースで…【続きを読む】

犬が人と仲良くなれたのはなぜ?遺伝的手がかりが発見される

文:尾形聡子 犬が家畜化されたのは一万年以上前のこと。地球上で最も早く家畜化された動物である犬について、その起源や家畜化のプロセスについての謎を解…【続きを読む】

どんな人がデザイナードッグの飼い主になっている?〜流行がつくりだす犬の福祉低下リスク

文:尾形聡子    コッカプー。 かれこれ30年ほど前のことでしょうか。今でいうところの「デザイナードッグ」の存在を、アメリカに行ったとき初めて知り…【続きを読む】

柴の富士額、赤胡麻の毛色の遺伝背景の解明に大きく近づく

文:尾形聡子 胡麻毛の柴。 犬の毛色の遺伝については古くから研究が行われてきましたが、近年のゲノム解析により、主要な毛色遺伝子や毛色遺伝子間の関係…【続きを読む】

犬種による寿命の違い、浮き彫りに〜英国の犬の場合

文:尾形聡子 犬は平均寿命に大きく差がある動物です。純血種の飼育頭数が増えたこともあり、一般的に体の大きな犬の方が寿命が短く、小さい方が長いという…【続きを読む】

力の弱い小型犬も要注意!リードの引っ張りは犬の福祉低下につながりかねません

文:尾形聡子 散歩に欠かせない道具といえば犬に装着する首輪やハーネス、そして犬と飼い主とを繋ぐリード。今の時代、これらなくして愛犬との散歩をするこ…【続きを読む】

犬種は犬の行動予測因子として不十分?新しい見解が発表される

文:尾形聡子 ノヴァスコシア・ダック・トーリング・レトリーバー 犬種に対する固定観念のようなものは、犬に興味を持つ人ならばある程度持っているのでは…【続きを読む】

オオカミから犬へ〜ディンゴは進化のどこに位置するか?

文:尾形聡子 ディンゴは何千年もの間、オオカミと犬(家畜化された犬)の両方から地理的に隔離されたオーストラリア大陸で生き延びてきました。五十嵐廣幸…【続きを読む】

愛犬のフードボウル、細菌汚染に要注意!

文:尾形聡子 犬との暮らしに欠かせないフードボウルやウォーターボウル。これらの食器、皆さんはどのようにして管理していますか? 以前、ウォーターボ…【続きを読む】

犬の被毛が教えてくれる、シェルター生活のストレス

文:尾形聡子 犬の保護施設であるシェルターは、一般の家庭と比べてどうしても犬にとってストレスのかかる環境になりがちです。とはいえ、シェルターによっ…【続きを読む】

「ドッグスポーツ競技会は最高に楽しい!」と思うココロについての調査

文と写真:藤田りか子 ドッグスポーツ、シリアスなホビーなんです! 「ドッグスポーツなんていう趣味があるんですね〜!」 と犬に無縁な人のみならず犬を飼…【続きを読む】

飼い主との愛着関係が影響する、犬の眠りの質

文:尾形聡子 昨今、飼い主と犬との愛着の状態が犬の行動や性格などさまざまな側面に影響を及ぼすことが明らかにされてきています。そのような研究が行われ…【続きを読む】

犬の繰り返し行動、どんな要因がある?

文:尾形聡子 ジャーマン・シェパードは尻尾追いの反復行動を見せることの多い犬種。 繰り返し行動として知られる常同行動は、自然界においては観察されな…【続きを読む】