病気・遺伝病

短頭種の気道閉鎖症候群にはどんな病気のリスクが生ずるのか

文:尾形聡子 2022年、ノルウェーでブルドッグとキャバリアの繁殖が違法だとされました。いずれの犬種も努力の甲斐なく健康の改善が見込めないため、そ…【続きを読む】

犬のカラダとココロのつながり〜アトピー性皮膚炎の場合

文:尾形聡子 「病は気から」 気持ちの持ち方で体の具合はよくも悪くもなるという意味合いを持つ言葉です。すべての病気が100%これに当てはまるわけ…【続きを読む】

小型犬に多い膝蓋骨脱臼(パテラ)、日本での発症状況は?

文:尾形聡子 バブルの頃、大型犬の人気が高まり問題になったのが股関節形成不全という病気でした。症状が重ければ歩くのもままならなくなるため、当時は大…【続きを読む】

美容目的での断尾、はたして犬に必要か?

文:尾形聡子 犬に施される医学的に必須とされない外科的処置には、不妊化手術、断尾、断耳、声帯除去、狼爪除去などがありますが、現在、ヨーロッパの多く…【続きを読む】

犬のがん発症年齢と、サイズや犬種、性別との関係

文:尾形聡子 人のみならず犬の死亡原因トップの病気、がん。人で行われている「がん検診」と同様のものが、近いうちに犬においても推奨されるようになるか…【続きを読む】

ダルメシアンに正常な尿酸代謝能力を!

文:尾形聡子 ダルメシアンは尿酸を分解することができない遺伝子変異を固定されてしまった、唯一の犬種です。ダルメシアンが抱えるその問題に対して、正常な…【続きを読む】

遺伝子変異が引き起こす犬の皮膚病について

文:尾形聡子 この数百年の間に犬の遺伝病はとても多くなりました。その背景には犬種の形態的な特徴を重視し、それぞれに隔離された犬種という個体群の中で…【続きを読む】

致死性の遺伝病、変性性脊髄症(DM)の日本のジャーマン・シェパードにおける現状

文:尾形聡子 家庭犬としても作業犬としても世界中でおなじみの犬種、ジャーマン・シェパード・ドッグ。ジャーマン・シェパード・ドッグ(以下、Gシェパー…【続きを読む】

甲状腺機能低下症、なりやすい犬種とリスク因子〜イギリスでは400頭に1頭が発症

文:尾形聡子 甲状腺機能低下症は広く犬に見られるホルモン障害で、甲状腺から分泌されるホルモンが減少する病気です。甲状腺ホルモンは身体のあらゆる臓器…【続きを読む】

ダルメシアンの先天性感音性難聴の遺伝的リスク要因のひとつが明らかに

文:尾形聡子 バイアイ(オッドアイ)のダルメシアン。 先天性の感音性難聴は内耳や脳の聴神経などの感音器の異常が原因となり起こる難聴で、これまでに9…【続きを読む】

歯医者さんが語る「犬もぜーーーったいに歯磨きをするべし!!」のその根拠

文と写真とイラスト:畠平剛志 今回はゲストをお迎えしての記事を紹介します。ライターは大阪市「はたひら歯科」の院長、歯科医師の畠平剛志さん。口腔衛生のエ…【続きを読む】

犬の糖尿病発症、季節や地理的条件との関係は?

文:尾形聡子 いまや成人の10人に1人がかかっている糖尿病。現状の対策を続けているだけでは、今後さらに罹患率が上昇していくと予想されています。すっ…【続きを読む】

健康状態が悪化しているパグは、もはや“典型的な犬”とは見なされない?〜イギリスの最新研究より

文:尾形聡子 日本に限らず世界的に小型の短頭種人気が続いています。短頭種特有の、マズルが極端に短く平たい顔の可愛さに惹かれる人が多くいる一方で、そ…【続きを読む】

胃捻転、生と死をさまよう

文と写真:藤田りか子 2013年、夏至祭をいっしょに楽しんでいるトド。 人生とは「ああ、やっぱりこういうものなのか」を思い知らされた瞬間であった。天候…【続きを読む】

致死性の遺伝病、神経セロイドリポフスチン症の日本のチワワにおける現状

文:尾形聡子 長年にわたり日本で人気犬種のチワワ。JKCの登録頭数を見ると、ここ数年の登録頭数の多さはプードルに次いで2番目、毎年5万頭ほどのチワ…【続きを読む】